福島県西白河郡西郷村
福島県西白河郡西郷村に初めて行ってきました。サイゴウムラと読むのではなく、ニシゴウムラと読むようです。司法書士の仕事は、結構行動範囲が広くなりがちです。西郷村のお隣は栃木県です。
栃木県との県境でもある那須連峰の三本槍岳が村の西にあり、雄大な眺めです。三本槍岳東側山麓は甲子高原(かしこうげん)となっており那須高原に連なっています。
西白河郡の旧称である白河郡は、『先代旧事本紀』中の「国造本紀」では、白河国造の支配下にあったとされている。律令制下で白河国造の所領は郡へと変更され、陸奥国への入口として白河関が置かれた。ーウイキペディアより。
白河以北という言葉が浮かびますね。東北に対する蔑視だったようです。
西郷村は高速道路も通り賑やかで昔の面影は感じられませんでした。
朝宮城県を出発するときは雪のため路面は凍っていましたが、西郷村に到着したころは晴れていました。宮城県から車で2時間ほどかかりました。昔の朝廷軍は砂金とか目当てにここを歩いて通って北上したのでしょうが、欲望は物凄いものです。
それに対し、いささか現代は大きな目標を見失った感じでしょうか。