柴田郡大河原町一目千本桜 英雄の足跡
大正12年に、大河原町出身の実業家高山開治郎氏の寄贈により、白石川堤防沿い約8キロにわたり、千本余りの桜を植樹。日本さくら名所百選にも挙げられています。
高山開治郎氏は明治9年大河原の名旅館「高山屋」の長男として誕生しましたが、 開治郎が15歳の時、父親が他界・旅館は廃業。開治郎はやむなく家族を養うため東京へ行き一生懸命働き、苦難の末、「東京商機新聞」「東京美術館」「日本林業」と言う会社を設立。成功した開治郎は近所にある、東京の桜の名所「飛鳥山公園(北区)」を故郷に再現しようと決意したとのこと。47歳。
実際は1200本だそうですが、だれもやらないことをやってしまうところがすごいですね。
故郷の英雄ですね。理由はなんであれ歴史に残っているものは、強烈な個性の持ち主の実行力の賜物ばかりです。常識をぶち壊す何かが必要に思います。
九州の温泉湯布院温泉誕生にも似てますね。
ところで、仙南司法書士相談センターで無料相談の日。一目千本桜を見学しましたが、桜は散っていました。風情は残っていました。
不動産登記、遺言、相続、成年後見等の相談日に、桜があたり一面満開では気もそぞろになってしまいそうですが。