日本三景の松島をのぞむ国宝瑞巌寺
奥州随一の禅寺ですが、いったいどのような背景と意味合いを持った建造物なのでしょうか。
瑞巌寺は第三代天台座主である慈覚大師 円仁により828年に創建されたと伝えられています。
ちなみに天台宗の創始者である最澄に忠実に使えたことでも知られると同時に、最後の遣唐使として渡海の困難を越えたことでも知られています。
現在の瑞巌寺は伊達家の菩提寺です。
1609年に伊達政宗が安土桃山様式の粋をつくし、5年の歳月をかけて完成させたもので、壮麗かつ荘厳な装飾で細部まで緻密に作られた、大伽藍といえます。