日本のインフレ
昨今日本の物価高が世間の関心を集めています。
10月の消費者物価指数の上昇率は3.6%を記録し、40年8か月ぶりの記録的な伸びとなりました。
エネルギー品目は15.2%、食料品は5.9%の上昇となります。
インフレの定義は物価が継続的に上昇することです。結果として同じ金額で商品を買うことが出来なくなり、お金の価値が相対的に下がります。
そのなかでも良質なインフレと悪質なインフレがあり、良いインフレは景気、経済の拡大を伴うインフレであり、悪いインフレは企業の業績が悪くなり、賃金があがらないのに身の回りの商品が値上がりして家計を圧迫するインフレです(スタグフレーション)。
現在日本経済が少子高齢化でパイを縮小する中、大きな賃金の伸びも見られず、物価高が進捗する今は、スタグフレーションの様相を帯びてきていると思われます。
景気が冷え込む大変な時代ではありますが、今後も初回相談料無料で対応させていただきますので、お気軽にお電話、メールをいただければと思います。