新鮮な素材が直で手に入るゆりあげ港朝市について 名取市
東北を代表する一大都市というと、それは宮城県が当てはまります。江戸時代には陸奥国と称された一帯で、長らく伊達家が藩主を務めていました。100万石に値する米どころでありつつ、東側には太平洋も広がっているため新鮮な魚介類を水揚げできる天下の食の都とも称された一帯です。いまでも県の南東部に位置する名取市では、毎年サンマから赤貝のほか、ホッケなど様々な鮮魚の水揚げがなされています。名取市は観光地でもあり、地元の方々はもちろんのこと観光客の間で人気のイベントも、年間をとして実施をされているところです。東日本大震災時では一時中断されましたが、漁港一帯では「ゆりあげ港朝市」というものが毎週日曜日に開催をされていて、たくさんの方々で大いににぎわっています。簡単にゆりあげ港朝市とはどのようなものなのかを、ご紹介しましょう。ゆりあげ港は名取市の中心部から約4キロメートルはなれた位置にあり、大型漁船が寄港をしています。日曜、祝日の午前5時から13時頃まで朝市が開催をされ、地元の食材が安く手に入るのがポイント。約50件以上もの露店が漁港を埋め尽くしているほどです。季節に応じて販売をされる品が変わっており、とくに10月から12月にかけては赤貝がおすすめです。仙台の松島一帯で獲れる赤貝は大振りの身でありつつ、しっかりとした歯ごたえが特徴で、お刺身にして食べるもよし、炊き込みご飯や佃煮にしても美味しく味わえる逸品です。魚介類けでなく内陸部一帯で栽培をされている野菜からコメ、または正月前になると餅の販売もあります。日曜の朝早くから開催をされているものの、東京からでも泊りがけで訪れて買い物をなさる方もいるほどの人気です。ゆりあげ港朝市とは、東北を代表する地元の食材が安く買える朝市です。
名取の司法書士事務所より4キロ位。