夜の国分町
久方ぶりに仙台市の歓楽街国分町を通過。華やかなのがいいね。仙台市の職員だったころはよく職場の人たちや友人たちと、飲みに行っていたものです。
その国分町は戦国時代末期、伊達政宗の仙台開府に伴い陸奥国分寺の門前付近の住民たちが移転してできた町といわれています。
伊達直轄となり国分衆と呼ばれる人々が住んでいたことから「国分町(こくぶんまち)」という地名になったそうです。その国分衆のルーツである陸奥国分氏は南北朝時代から戦国時代末期にかけ陸奥国分寺(現在の仙台市若林区木ノ下の国分寺薬師堂周辺)から宮城郡の南部にかけ勢力を張っていた武士の一族で、国分氏の旧臣たちは「国分衆」として伊達家直轄となったのち一部は町人となり、仙台開府に伴い木ノ下から現在の国分町周辺に移転させ集住させたとのこと。
国分氏は戦国時代末に伊達氏から当主として国分盛重を迎えて伊達氏に臣従したが、1596年に伊達政宗により滅されたそうです。厳しい。