仙台市太白区、相続にかかわる司法書士として
仙台市太白区には全国的に有名な秋保温泉があります。
宮城県の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに奥州三名湯の1つとして数えられ、また古くは「名取の御湯」と呼ばれ、兵庫県の有馬温泉や愛媛県の道後温泉と並んで「日本三名湯」の1つに数えられたそうです。秋保温泉が歴史に登場するのは、第29代欽明天皇の代だそうですから歴史がありますね。
仙台市中心部から近いので、日帰りにも利用できますし、宿泊にも便利です。旅館も多いので、賑やかですし選択には困りません。ただ、旅館の外に、夜遊べる娯楽施設があまりないのが気になります。
以前秋保は名取郡に属し、名取郡(なとりぐん)は、宮城県にあった郡で令制国下では陸奥国(のち陸前国)に属していました。名取市と同じ郡です。秋保町が仙台市に1988年合併し、名取郡は宮城県の歴史より消滅してしまいました。
歴史ある町なので、以前仕事で相続登記を行おうとしたとき、何百人もの相続人がいらっしゃって難儀した経験があります。こうなると、莫大な費用と労力がかかります。一人でも遺産分割に反対すると立往生です。やはり次世代になる前の、早めの相続登記着手が肝要かなと感じました。
その秋保に「主婦の店さいち」という全国的に有名なスーパーがあります。おはぎを食べてみると、もっちりふわふわのもち米に甘さ控えめ餡(粒あん)がしっかりからんでいます。ゴマ、きな粉も風味がありますし、期間限定ですが納豆おはぎというのもあります。1個のお餅に対して絡む餡の量がたっぷりで驚きます。残った餡でもう一個おはぎが食べれるほどの配分です。すべて手作りというクオリティの中で設定された値段の安さにまたまた脱帽です。