仙台市かさ上げ道路と名取市復興事業
仙台市においては、「東部復興道路」いわゆる「かさ上げ道路」の整備に着手しております。七北田川・名取川間の県道塩釜亘理線等を「かさ上げ」して、堤防機能を持たせるもので、津波に対する多重防御の一翼を担うことを目的としております。総延長は南北約10キロメートル、幅員は10メートル(片側1車線ずつの2車線)、盛り土の高さは6メートル。東日本高速道路が管理する仙台東部道路(一般有料道路)の東に位置し、完成後は高速道路のように見えることでしょう。
当時仙台市職員として復興事業に参画しましたが、用地の相続登記が済んでない方もいらっしゃいましたので進捗に時間を要する場面もありました。以前「未来につなぐ相続登記」という相続登記を奨励する、ホームページが法務省にあることを紹介しました。相続登記は早めに着手することが後々に役立つことと考えます。
名取川の南側の名取市閖上でも、復興事業が急ピッチで進められております。
どちらの事業も盛土がすごいですね。