仙台において、司法書士の研修会
仙台、名取、岩沼等宮城県各所より、仙台市内の宮城県建設産業会館に集まり、宮城県司法書士会平成28年度第一回全体研修会が開催されました。
支倉町にある宮城県建設産業会館まで、仙台駅より歩いて45分くらいかかり暑いせいもあり汗だくです。心なしか仙台を歩いていると、PARCOⅡが出来たり仙台駅ビルが変貌したりで都会化が進んでいるように感じられましたし、賑わいがありますね。次は名取、岩沼にある仙台空港民営化成功がカギですかね。
会員319名のうち110数名が参加し、遠方の司法書士事務所の方もいらっしゃるのに3分の1位の多数の方の参加があり、熱気のある研修会となりました。研修を受け年12単位取得する必要がありますが。通常年齢が近い人たちの研修が多いと思いますが、大分高齢の方から合格したばかりの若い方までおり、同じ勝負の土俵に立つ自営業者集団の研修だなと強く感じました。
今回の研修は、東日本大震災から数年たち経済的に困難に陥る方が出てくる可能性があるので、そのサポートのための研修という位置づけです。不動産登記、商業登記の研修ではなく、破産、個人再生、生活保護、社会保障制度の研修でした。
破産、個人再生については、仙台地方裁判所の主任書記官より申立書の書き方の間違いやすい点について、仙台弁護士会太田伸二先生よりは「破産への取り組み」「生活保護」「社会保障制度」について、講義を受けました。太田伸二先生は私と同じく公務員時に生活保護を担当されておりました。生活保護の公式「最低生活費-収入=保護費」は数十年前と変わりません。微調整は得意であるが大きな変革を嫌うというところでしょうか。
昨年はどん詰まりで単位を取りましたので、今年度は早めに取りたいものです。