仙台から山元へ、司法書士として
本日は、建物表題登記の件で、土地家屋調査士の先生と、山元町に完成した依頼人の新居を訪れました。依頼人の方は、東日本大震災で、自宅を津波で流されてしまい、震災後は仙台市内に移り住んでいました。住み慣れた山元町に自宅を再建することになり、念願の新築建物が完成し転居の運びとなりました。時間がかかりましたが、ほっとしたことでしょう。
山元町も区画整理等により震災前と比べると様変わりしています。公園や道路が整備され整然とし、気候も宮城県内では穏やかな地域なので住みやすそうです。依然として、山元町役場の庁舎は仮庁舎のままですが。
建物は仙台のハウスメーカーさんに依頼して建てたそうで、リーズナブルな価格で外装、内装共に申し分ないとおっしゃっていました。外壁の色合いも落ち着いていますね。
以前土地に抵当権を設定しましたので、今回は土地について、所有者の住所変更登記、債務者
の住所変更登記、新しい建物の所有権保存登記、建物に抵当権の追加設定登記を行うことになります。登記簿を見ていただきながら、何を司法書士が行うか可視化し説明をしています。