仙台 司法書士
仙台市役所に在職中は、比較的長期に用地部門におりましたので、現在とは逆に、依頼を受けるのではなく、司法書士、土地家屋調査士の方に不動産登記を依頼していました。
相続、売買、分筆、寄附、区分地上権設定など多種多用です。経済が減速し従来よりはだいぶ登記件数は減ってしまいました。新規の道路設置より、既存施設のメンテナンスの時代ということでしょう。
公共団体の用地買収で特徴的なことは分筆が多いということです。道路の拡幅のための用地買収では、その土地のほんの一部の買収ということが多々あります。土地の買収費用より登記費用が高くなる場合もあります。しかしながら、住民の生活の利便のためにはやむをえないことでしょう。
ところで、用地買収というと、東日本大震災復興事業のための用地買収が注目されました。
相続登記未了が大変多いことが明らかになりました。だれでも面倒なことはスルーしたいのですね。
地域の相続登記の現状を見ても感じます。
「未来につなぐ相続登記」という法務省のキャンペーンも危機感からでしょう。