自分がなりたい自分
鏡に映る姿が自分だと認識できる能力を鏡像自己認知といい、人以外ではチンパンジーやイルカ、ゾウ、カラスなどでその特性が確認されているようです。いずれも高度な社会性動物ですが、その中でも当然のように人間の知能は発達しています。自分の人生というものを4次元の広い範囲で構造的に眺めているのもおそらくは人間のみでしょう。思考する情報量が多い点、苦悩は他の動物に比べ多いと言えます。
かつて著名な修道女と知られるマザーテレサは、
思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。
との言葉を残しました。
これはまさに金言でしょう。
人は自分が思った人間に結局はなっていくということですね。
鏡像自己認知ではありませんが、鏡に映った自分、鏡に映っていて欲しい自分に人はなっていくのでしょうね。
日々の積み重ねによって。
日々襟元を占めて、理想の自分に向かって生きていきたいものです。