岩手県沿岸縦断300キロを終えて考えたこと(前編)~リスク受容と人間~
リスク受容の先にある人生と社会
生きることも、愛することも、まちをつくることも、リスクを一定程度引き受けることで得られる恩恵を感謝しながら享受することが大切ではないだろうか。その感謝を忘れない心の構えが、結果的に、リスクを最小化する。しかし、その感謝を忘れた途端にリスクは水面下で肥大化してしまうし、リスクをゼロに制御しようとすると、生きそびれ、虚無感にさいなまされる。リスクをゼロにするのではなくリスクと向き合うことで、わたしたちは自分が人生の主人公であり続けることの楽しさと、自分たちがこの自然と人間の里の主人公であり続けることの楽しさを取り戻すことができるのではないだろうか。我ら、人間ぞ。
https://note.com/hirobou0731/n/n102e11d757b4?fbclid=IwAR256t2rM_TCd7SXAoevA5MHl_puft8IKrgGg8DFpT4v8hsaCmPN_6w0Au4