仙台にて 宮城県司法書士会平成29年度第2回全体研修会
先日仙台、名取、岩沼等宮城県各所より、仙台市内の宮城県建設産業会館に集まり、宮城県司法書士会平成29年度第2回全体研修会が開催されました。
青葉区支倉町にある宮城県建設産業会館まで、仙台駅より歩いて45分くらいかかり、外は夏なのに寒く急ぎ足でもさほど苦になりませんでした。
平成29年が仙台の英雄伊達政宗公生誕450年の記念の年にあたることから、名掛丁の通りには、伊達政宗公生誕450年記念の横断幕が掲げられていました。永禄10年(1567)、米沢城(山形県米沢市)に生まれた伊達政宗は、東北を代表する戦国武将へと成長を遂げ、初代仙台藩主となって現在の仙台・宮城の礎を築きました。
宮城県のホームページにも「伊達政宗公生誕450年記念関連企画について」が掲載されています。450年という若干中途な年なので、あまり盛り上がっているようには感じませんが。
研修会は、第一講「法定相続証明制度について」仙台法務局民事行政不動産登記部門坂井統括登記官、第2講「民亊信託業務について」東京司法書士会山北英仁先生でした。
法定相続証明制度は相続登記未了土地の調査により、あまりにも多く相続登記未了な土地が多くあることが判明し危機感から出来た制度です。
民亊信託の講義は、実務に即した内容で何年も前から活用されているのがわかりました。「新しい家族信託」の著者で家族信託の第一人者遠藤家族信託法律事務所弁護士遠藤英嗣先生とのやり取りが何回も出てきました。相当な作業ですね。