司法書士と民事信託 仙台、名取から
月間司法書士本年4月号に「司法書士と民事信託」という特集が組まれました。トップがー「家族のための民事信託」の正しい活用ー信託の制作に当たって司法書士が考えるべきことーという題の遠藤家族信託法律事務所弁護士遠藤英嗣先生です。この方は「新しい家族信託」という本を出版されている家族信託の第一人者です。その中で信託の企画制作に必要な4つの知識として、➀信託法制、➁相続遺言制度、➂成年後見制度、税制度を挙げられています。すべてに精通する人は多くなくネックワークの活用が有用と説明されております。家族のための民事信託は遺言制度を代替えし、成年後見制度を一部補完するものであるから。業界をリードする方からのお言葉として気を引き締めていきたいと考えます。
この方は私自身の生家の隣家の出身です。学生時代に司法試験に合格され、つい最近まで公証人をされていましたが、現在は前述の通り弁護士として活躍されています。名前に「えいじ」と振り仮名が書かれていますが、ずっと「えいし」と思っていました。仙台ならこういうことはないかもしれませんが、名取の田舎の出身の私は疑いもしませんでした。不動産の名義変更、会社設立、遺言、成年後見業務、住宅ローン借換等、司法書士として思い違いの無いようにしたいものです。