洋ゲーの勝因、日本のゲームの敗因 日本の復活
21世紀に“洋ゲー”でゲームAIが遂げた驚異の進化史。その「敗戦」から日本のゲーム業界が再び立ち上がるには?【AI開発者・三宅陽一郎氏インタビュー】
http://news.denfaminicogamer.jp/interview/gameai_miyake。
この三宅氏の指摘には納得です。少ないゲーム経験からですので、博識な人にご教示願いたいですが。
以前から感じていたことですが、「ゲームエンジン」がキーワードですね。3Dゲームになってから、この記事の通り洋ゲーが急速に力を付け面白くなりました。その反対に日本のゲームは凋落していきました。洋ゲーはパソコンの発展とともにあります。日本のゲームはコシューマ機とともありました。
日本のゲームが世界を席巻していたのは、スーパーファミコン等で動かす2Dゲームです。
3Dゲームは3Dキャラを動かしたり3D背景を自動生成するAIプログラムが必要です。それをゲームエンジンと呼んでいいと思います。
ゲームエンジンとは、コンピュータゲームのソフトウェアにおいて、共通して用いられる主要な処理を代行し効率化するソフトウェアの総称である。ゲームエンジンは映像や音のリアルタイム処理をしていることもあり、インタラクティブアートなどの分野でも使われることもある。また、Unityのようにアセットストアを提供することでエコシステムを生み出したゲームエンジンもある。ウイキペディアより。
ゲームエンジンは単純にいえば、ゲームを動かす主要な、基礎的なプログラムといことでしょうか。Half-life Enginem、DOOM Engine、Source Engineとそのエンジンを元に作ったゲーム名をつけて呼んだりします。欧米(北米といっていいかもしれませんが)ではゲームエンジンに多額の投資をし開発し貸出(無料化の傾向さえあります)しています。ゲーム会社がそのゲームエンジンを使用してゲームを製作します。つまり根幹的な莫大なお金がかかるゲームエンジン開発作業を他にまかせ、ゲームを製作しています。それに対し、日本は自社でゲームエンジンをはじめから開発して、ゲームを製作しているがほとんどだと思います。効率が悪いし、ゲームエンジンの高度化が困難だと思われます。
筆者はこのゲームエンジン(AI)に対する欧米人の考え方の違いを「科学」という言葉で表しています。
精神論でなんとか仕事を回そうとする、日本的なやり方ではなく、合理的な、もっといえば手っ取り早く、レシピのように同じよい結果を出せる方法が欧米的なやり方といえましょうか。
欧米のゲームエンジンも英語で出来ていますから日本人のゲームクリエーターがなかなかついていけないのもうなづけます。
グーグル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト等世界的巨大企業は英語圏です。日本は言葉で蚊帳の外です。日本の逆襲を期待したいところです。
オープンワールドの、The Elder Scrolls V: Skyrimやウィッチャー3 ワイルドハントみたいな大作を作ってほしいね。洋ゲーも一時内容のないグラフィックのみ美しい、面白くない大作映画のようなゲームのオンパレードになりましが、これらのゲームのように物語性でも高度になりつつあります。